こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「その先の練習②」です。
中級者~上級者はどんな練習をしているのかを僕の体験も踏まえて書いていきます。
「ハードロック系のギター」のマイブームが去った後は、R&B、ファンク、ジャズの練習をしていました。R&B、ファンクの練習はひたすら「グルーブ」です。どうやってもR&Bのノリが出せなかったのでスライアンドファミリストーンのワンコードのカッティングやJBの曲のワンコードのカッティングを永遠としていました。正直最初は全然面白くなくて、自分で何をしているのかわからずひたすら同じコードカッティングを繰り返していました。
グルーブは出来るようになっても自分では気付けず自分がグルーブを習得していると分かるようになるまで何年もかかりました。
同時期にジャズや音楽理論も勉強します。ジャズと理論は親和性が高いので一緒に勉強した方が良いです。理論がわからないと自分がやっていることがよくわからず腑に落ちませんし、応用もしにくいです。理論をすることで自分が演奏している音楽が「西洋音楽」だということに気付き、西洋音楽とは「緊張と安定」の波を作る出すことだということにも気付くのです。ジャズではコードトーンやスケールを自分の身体に叩きこみます。元々メジャースケールくらいしか音階の引き出しがないので、ハーモニックマイナーやメロディックマイナーなどのスケールは耳馴染みがなく頭の中でそもそも流れてくれずちっとも覚えれません。
今思えば、日本にはじめて西洋の音階が入ってきた時の日本人はそんな印象だったのかもしれません。この「コードトーンやスケールを自分の身体に叩きこむ」という作業も何年もかかります。頭の中で勝手にオルタードスケールなどのスケールが流れるようになるのに相当な時間を要しました。とにかく反復して指と耳に覚えさせるのです。
理論は理論書を何周も読みます。
ただ読むだけでは腑に落ちるのに時間がかかるので出来るだけ実践を意識して既存の曲のコードに当てはめ、弾いて耳で確認するということを永遠と続けます。僕の場合、作曲もしているので理論を学ぶことで自分の曲のアレンジも出来、理論は結構楽しかったのは覚えています。ただ最初のうちは意味が全く分からず、理論書もそれほど丁寧に教えてはくれないので1ページを理解するためにいろいろ調べたり自分で仮説をたてて実証したりと試行錯誤していました。
次回に続きます。
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